東洋医療学科/東洋医療鍼灸学科 2019/09/25
はりきゅう実技評価試験
本日、「東洋療法学校協会 はりきゅう実技評価試験」が行われました。
この試験は外部評価試験(他校の先生が本校の学生さんの実技を評価する)ため、いつもとは全く学生さんの緊張感が異なります。
制限時間内に、
鍼 → 腎兪穴(じんゆけつ、腰にあるツボで腰痛だけでなく様々な疾患に対して用いられる。)に90度の角度で10mmの刺鍼と、承山穴(しょうざんけつ、ふくらはぎの中央付近にあるツボ)に45度の角度で10mmの刺鍼。
灸 → 左右の失眠穴(しつみんけつ、踵の真ん中にある不眠症などに用いるツボ)に10壮、半米粒大(直径2mm、高さ3~4mm)の施灸。
が、課題です。
試験中、私たちは、試験進行役を務めながら、内心、「上手くできるかな」と心配な気持ちで受験生を見つめています。
しかし、さすがは、3年生。皆、消毒操作、刺鍼、施灸とスイスイ行っていきます。
本校では3年生は、「臨床実習」という、実際に患者様に対して施術を行う授業がありますが、4月から約半年、その実習で培われたものは、単に技術だけでなく、物怖じしない精神力もあるようです。
あと半年、3年生達は卒業までにどのように力をつけていくのでしょうか。とても楽しみです。
今日、評価に来校頂いた先生方、本当に有難うございました。
専任教員:青野