2010年/柔道整復学科卒業
柔道整復師、リハビリスタッフ、機能訓練指導員
デイサービスふくだ 就職
高校卒業後の進路を考えた時、「手に職を付けたい」という思いがあり、自分で色々と調べていたところ、関西医療学園専門学校の存在を知りました。国家試験合格率が高いことや50年余りの伝統があること、就職へのフォローアップがしっかりしている部分に魅力を感じて、入学を決意。知り合いのOBの方に話を聞き、この学校なら知識を身に付けながら有意義に過ごせると言われていたのも理由の一つです。
専門学校での授業は、包帯の巻き方や骨折や脱臼の際の手当の仕方など実習が多く、頭で覚えるというよりは、自分の感覚で覚えるという感じで学びました。授業についていくことが大変な時期もありましたが、その時は先生に質問したり、学校の友人と相談するなどして解決していきました。学校生活をともにしたクラスメイトは、同じ道をめざす仲間でありライバルでもあります。志が高くて勉強熱心な人が多いので、一緒に過ごすことで、とても有意義な時間を過ごせたと実感しています。卒業した後も、クラスメイトとは交流を続けています。それぞれの仕事先で頑張っている友人たちの話を聞くと、自分の仕事への刺激にもなりますね。仕事についての話を真剣にできる友人と出会うことができ、この学校を選んで本当に良かったと思っています。
学校卒業後はリラクゼーションスタッフを経て、現在はデイサービス施設で機能訓練指導員として働いています。大きな病気や事故が原因で、身体に麻痺機能が残ってしまったご年配の利用者様に対して、ストレッチなどで体をほぐしてケアを行います。痛みの症状は利用者様によって違うため、その原因を把握することが大切。また、ただ痛みをケアするだけではなく、利用者様のメンタルの部分もサポートすることの大切さを実感しています。言葉づかいやお話をする時のタイミングなど、利用者様が気持ち良く過ごしていただくためにどのように接したらよいか、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。利用者様はいつも同じ気分で来られるとは限りません。ある時は、体調が優れなくて少し表情が暗かったりする場合もあります。その時は、話している時の表情や会話など様々な部分から判断して、利用者様との接し方を考えます。私たちは、人を相手にしている仕事なので、当たり前ですが自分が思っている通りにいかないことも多くあります。例えば、昨日は笑顔でケアを受けていらっしゃった利用者様が、今日はなかなかケアを受けたがらないこともあります。その時はどうしたらよいか。仕事を通して、人と向き合うことの難しさを実感しますね。ですので、利用者様の前では常に明るく振る舞い、相手の立場になって考えるように心がけています。利用者様が抱える痛みが緩和され、今までより笑顔で快適に生活できるようになったという声を聞くことが一番の喜び。これからも、一人ひとりの利用者様のケアに励み、痛みを和らげるだけではなく、「上野先生にケアをしてもらうと、気分も快適になる」と言われることを目標に、日々の仕事に励んでいきたいですね。
休日はショッピングでストレス解消。よく行くのは難波のマルイです。
今でも専門学校時代の友人たちと会って思い出話に花を咲かせています。友人たちと話すと元気が出ます!
犬が大好きで、現在、ミニチュアダックスフンドを3匹飼っています。愛犬と遊ぶことが癒しのひと時。