お知らせ
手で伝えられる思い
現在、学内では実技授業も行われていますが、コロナ感染予防のために様々な制限があります。
その一つに実技練習中は極力会話をしないという制限があります。学生さん同士で指圧の練習する場合、
どうしても施術者に指摘しておかねばならないこと、
例えば、力加減や圧方向、施術場所のずれなど、
実技に関することは伝えても良いが、それ以外の会話をしてはいけないということになっています。
実際、患者さんに施術する場合、言葉というものも大切なツールとなります。
いたわりや共感の言葉は、時として患者さんに大きな力を与えることがあります。
けれど会話を制限されている現在、従来どおりにはいきません。
そんな場合、もちろん言葉も大切ですが、手で伝えられることはないでしょうか。
敬いと慈しみの心をもって施術すれば、それは手を通して必ず患者さんに伝わります。
実技授業の中で、手を通して自分の心を相手に伝えるという事を心がけて、実技練習に取り組んでいけば、この環境下でも我々にとって大きな修練になるのではないでしょうか。
頑張りますね(^^)
専任教員 宮井健二