お知らせ
卒業生が賞を受賞されました。
柔道整復学科(夜間部)2011年卒業、東洋医療学科2013年卒業の翁良徳先生が、この度公益財団法人大阪難病研究財団の第2回「藪本秀雄賞」を受賞されました。
今回、翁良徳先生は「活性化肝星細胞におけるDNA修復機構の解明」という研究課題において大阪難病研究財団の医学研究助成に採択されました。そして、数ある研究課題の中から優秀な研究課題として評価され、「藪本秀雄賞」に選ばれました。
翁良徳先生は、2015年より大阪市立大学大学院医学研究科 肝胆膵病態内科学教室で、未だ説明のつかない東洋医学の効果に対して、自分自身の答えを見出したいという思いで、研究に邁進されています。
これまでの研究成果の一つとして、本研究グループは哺乳類第4番目のグロビンタンパク質であるサイトグロビンを発見し、ヒトの肝線維化を伴う非アルコール性脂肪肝炎におけるサイトグロビンの生理作用や、その発現制御機序を報告しました。
この研究成果は2020年4月に国際学術誌「Journal of Heptatology」(IF=20.58)に掲載されました。
ちなみに翁良徳先生のお父様は、東洋医療学科・東洋医療鍼灸学科2年生の授業をご担当頂いている翁祖耀先生です。
本校を卒業されて7年。卒業生が、研究の分野でも活躍されていることは、大変誇りに思いますし、在校生のみなさんにとりましても大きな励みになるのではないでしょうか。
翁良徳先生、本当におめでとうございます。今後の益々の成果に期待申し上げます。